流質期限を過ぎてしまってから商品は取り返せるのか?

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流質期限を過ぎてしまった商品を取り返すことができるのかというと、残念ながら、ほとんどが見つかるケースはありません。

流質期限が過ぎてもまだ質草が店内に残っているという状況であれば、買い戻しをするということも可能となっています。

しかし、様々なルートで商品が販売されるので、すでに他のの人の手にわたってしまっていた場合には探し出すすべもありませんから、ほぼ見つからないと考えたほうが良いでしょう。

そのため、質屋に預けるときには流質期限を忘れないことがまず大切なことであり、手放す際は本当にいらないのかよく考えることが重要となります。

質屋というのは担保があることで借金を返せなくなっても、借金地獄に陥るという心配はありません。

ですが、大事なものを二度と取り返すことができなくなってしまう可能性のあるものだけに、その辺をよく理解して利用をすることが大切です。

質草が流れてしまうというのは質屋を利用する上でお金の取り立て無しというメリットでもある一方で、大切な物を手放さなければならなくなるデメリットとなる部分でもありますから利用をする際には、それがどれだけ重要なものか、そして元金・利息を含めて返せる金額なのかどうか、を考えておく必要があるでしょう。