カルティエは1847年ルイ=フランソワ・カルティエが28歳のとき、師匠から工房を受け継いだところから始まったフランスのジュエリーブランドです。
宝飾工房として始まったカルティエは当時の主流であったスタイルを拒否し、フランスや東洋、イスラムの古美術品を独自に研究を重ねてカルティエ独自のスタイルの基盤を完成させます。
その後もスタイルを改良しカルティエスタイルを確立させていきました。
カルティエは世界で初めてジュエリーにプラチナを用い、繊細で芸術性の高い作品を次々と発表しました。
美しいカルティエのジュエリーはファッションに敏感な貴族たちから高い評価を受け、ヨーロッパ各国の王室の御用達を拝命するようになりその名声を高めていきました。
カルティエの繁栄ぶりはイギリスの王エドワード7世から「王の宝石商、宝石商の王」と評価されるほどでした。
1904年、友人のために腕時計を制作したことをきっかけに本格的に腕時計ブランドとしても知名度を上げていきます。
ラグジュアリーな腕時計はカルティエを代表するアイテムのひとつとなっています。